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★電子小説を書こう!★ 連載 第三回『明日のために書くべし・執筆編』 2014.5.1

 

 千里の道も一歩から。
 今回は使用ツールや執筆時に直面した問題などについて書きたいと思います。

 

 

■一太郎とボク

 

 自分はパソコンで電子小説を書くのに一太郎を使用しています。
 最初は word を使っていたのですが、一太郎には EPUB を出力できたりルビをふるのが

簡単だったりと面倒な手間を一手に引き受けてくれる機能が満載なので、迷わずこちらへ

のりかえました。

 よいしょしてますが別にジャストシステムさんの回し者ではありません。(笑)

 

 

 その一太郎の文書スタイル(書式設定)は、左の画像をご覧ください。

 

 

 赤枠の中。使っている人が見たら、一見「なんで?」ってなる数値かもしれません。
 文字だけを書く場合、1ページの設定を『40文字×40行、ぶらさがり有り』とかに設定して

おくと、分量やおおよその体裁が把握しやすく便利だからです。
 かつて word で書いているときは自分もそうしていました。

 

 しかし、ありがたいことに一太郎には常に文字数と枚数(400字詰原稿用紙換算)を表示して

くれる機能があります。そこで、ルビの誤字チェックをしやすくするため行間を多めにとり

「書きやすく、読みやすい」を優先に作業することにしました。

 

 Kindle は読者が文字サイズと行間を好きなように変更できるリフロー形式のため、最終的な

体裁をつかみにくいという特徴があります。
 ネタばらしはめくった次のページで、なんて芸当が狙いどおりにはできないのです。

 

 そして、もうひとつ大きな理由がありました。

 縦40文字設定だと EPUB ファイルにしたとき、なぜか挿絵がズレたりカットされたりと

弊害が生じたのです。ひどい時は挿絵自体が表示されないなんてこともありました。

 しばらく調べましたが原因はわからず仕舞いです。
 一太郎のクセなのか、リフローのクセなのか、はたまた画像のフォーマット(※)自体が
悪いのか……。

 ちなみに圧巻のグリモアール、スイッチともに挿し絵のフォーマットは以下のとおりです。

 

 

※挿絵の画像フォーマット
 一枚の容量が127KB以下。長辺が1000ピクセル以上。縦横比率1.6:1。
 ……が Kindle の推奨仕様なので、縦1000×横625、72ppi、100KB程度の.jpgにて作成。

 

 

 んで結局、長い試行錯誤の末、38文字×32行。
 マージンを調整して余白は上下20ミリ、左右30ミリ。
 この数値に落ち着いたのです。

 

 これだと EPUBファイルを Kindleプレビューアで開いたとき、デフォルトで挿絵が崩れる
ことがなくなりました。どうしてかはわかりませんが。(汗)

 

 しかし、Kindle Fire HDX8.9 のような高解像度端末で文字サイズを小さく設定

(デフォルト以下)すると、挿し絵はかなり小さくなってしまいます。
 おそらくこの症状はシギルなどでコードを直打ちすれば調整が可能なのかもしれませんが、

具体的な方法がわからず、一応表示されるようになったのでよしとしました。
 どなたか詳しい方で、回避策などをご存じでしたら是非ご教授いただきたいところです。

 

 

 それでは、書く話へ戻るとしましょう。

 

 

 よく、「一日二十枚をコンスタントに書く」と胸に決めて実行されている方もいると聞き

ますが、自分にはとてもそんな才能も根気もありません。しかし根性はなくとも執念はある

ので、ダラダラダラダラと少しずつ筆を進めていきます。


 夜中の三時も回った頃、こんなもんかと数えてみれば、四百字詰め原稿用紙で五枚~十枚
ぐらいでしょうか。本人的には、もっと書いたつもりなのにとひっくり返ります。

 

 

 

■クラウドを活用して、ひたすら書く!

 

 それでも取っ掛かりがつかめたら、あとはひたすら書き続けます。
 いつも同じところで書いていると飽きるので、原稿のテキストファイルを Dropbox や
iCloud などに置いておき、iPhone、iPad を使って移動中や出先でも書ける環境を作ります。


 スタバで MacBook を開きながら優雅に執筆といきたいところですが、ノートPCを持って

いないので外では iPhone が主力です。
 ATOK Pad を使い左手だけでちまちまと入力していきます。
 これが存外、親指がつりそうなぐらいに馴れてくると恐ろしく快適なんです。

 多少の誤字脱字もなんのその。どうせテキストから一太郎へコピペする時に修正するんだ

からと、とにかくゴリゴリ前へ進みます。

 

 

 それと平行して物語の全貌がつかめてきたらイラストの発注を行います。
 グリモアールでは、表紙(カラー)、ピンナップ(カラー)、挿し絵(モノクロ)が四、五枚

ぐらいを加藤さんに描いてもらっています。
 自分で絵コンテを書いたり資料などを準備して、どんな感じの絵が欲しいかをなるべく
具体的に伝えておけば、数週間後にはいい感じに仕上がって来るのです。

 

 ここで注意すべき点は、本編の文書ファイルに格納されるカラーイラストのピンナップ

も、先に書いた挿し絵の制限を受けるということです。


 カラーですから127KB以下に抑えるのが一苦労。
 解像度を優先して圧縮率を上げるとせっかくのイラストが粗くなってしまいます。

 そこを Photoshop でなんとか妥協できる線までもっていきます。

 


 一方、表紙は文章ファイルとは別に単体でサイトへアップロードするため127KB制限が
ありません。注力すべきは目を引くものにすることだけです。←これ【重要】

 

※表紙の画像フォーマット
 縦1600×横1000、72ppi、大体300KB~400KBぐらいの .jpg で作成。

 

 

 

■推敲、推敲、また推敲

 

 そうこうしながら二ヶ月間、頑張って最後まで書き上げます。
 約八万文字強。400字詰め原稿用紙にして200枚。
 ゴールへたどり着いた瞬間は、脱力しつつも達成感でいっぱいです。


 この時点で上がってきた挿し絵も本編のファイルへ挿入し目次を作成。
 そして、三日ほど寝かせてから推敲に突入します。

 

 推敲作業は Kindleプレビューアで読み進めながら、横でおかしいと感じた部分を直して

いきます。時間をおいて読み返してみると修正したいところがいっぱい見えてきてへこみ

ますが、もう、ここまできたら開き直って書き切りましょう。

 

 いくたびの推敲を終え原稿が完成したら、いよいよデータ化です。

 次回はそれらについて書きますので、お楽しみに。


 

                                matsuzo.m

 

 
  一太郎 作業画面    
     
 

一太郎 作業画面

   
               
  文書スタイル画面    
     
 

文書スタイル 画面

   
                                                   
 
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