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   何が飛び出すかわらないおもちゃ箱。
   スペシャル画像からボツネタまで色々展示してあります。

 
   
             

 

 ★第十五回まつ散歩 『中山道の旅 夏の木曽路』(前編) 2015/9/6

 

  世間では夏休みも終わり、一時の猛暑がなりをひそめて秋雨前線が停滞していますが、
 今回のまつ散歩は今からさかのぼること三週間前……。夏真っ盛りの中山道の旅をお送り
 したいと思います。

 

  お盆の週の東京は連日37、8℃とおかしくなりそうな暑さがつづいていました。
  新宿から特急あずさに乗って、塩尻駅でワイドビューしなのに乗り換え、中津川を目指します。

  朝11時に出発して中津川に着いたのは午後3時過ぎ。

  ここから馬籠宿まではバスです。


  焼けるような日差しの下、車窓から青と白の二色が流れる山間を揺られること三十分。
  ついに馬籠宿へ到着しました!

 

 

  中山道六十九次のうち木曽には十一の宿場があり、馬籠宿は江戸の板橋宿を一番目と
 すると四十三番目の宿場になります。
  現代の単位に直すと、ざっと江戸から332kmの距離ですね。


  町は山の尾根に石垣を築いて家屋を建ててあるので、奈良井のように水に恵まれず、
 昔から火事が多かったそうです。

 

  バス停から見上げてみれば「うひょー! ここは江戸時代!?」と、見まがうばかりの
 それはもう素晴らしい雰囲気でした。

 

 

  まずは宿泊する民宿へ荷物だけ預け、日が暮れるまで小さな宿場を探索します。


  坂を上り始めてすぐ目に飛びこんでくるのは「枡形(ますがた)」と呼ばれる直角に曲がった道。
  宿場の防衛のために作られた虎口(こぐち)です。

 

  藤村記念館をはじめ脇本陣などは明日見学することにして、そのまま上にある展望台
 まで行くと宿場の入口に立てられた高札場が見えてきました。

 

  高札場というのは木曾の領主様からのおふれを記した札が掲げられている場所です。
  村人や旅人に法令を徹底させる手段として設けられたもので、復元された物が立て
 られています。これがね、けっこう読めるんです。

 

  そして、展望台からふり返てみると……。


  いやー、眼前に広がる山深い景色が実に美しい。
  こんな景色『蟲師』でしか見たことありませんでしたよ。


  夏の山も素敵ですね。

 

  今夜はぐっすり眠って明日は朝から本格的な探検に出発です。
  そう決意するや、宿に戻って飯食ってお風呂入ってパタッ!

 


  翌日は朝からつばめの鳴き声で目を覚ましました。
  さあ気合いを入れて出発。

  便利なことに馬籠の観光案内所から妻籠の観光案内所へ荷物を運んでくれるサービスが

 あるのでさっそく利用します。500円で身軽になれるんですから非常に有り難いのです。

 

  そして開館と同時に藤村記念館へ。
  馬籠本陣は明治二十八年の大火で焼けてしまったそうで、その跡に建てられたのが
 この記念館です。


  中には焼失をまぬがれた本陣隠居所が残っていました。パンフレットによれば、
 この二階の部屋は、藤村の『夜明け前』や童話集にもたびたび登場する場所だそうです。
  うーん、いつかこんな部屋で創作活動をしてみたい。

 

  今日は妻籠まで行かなければならないので、そんなにゆっくりしてはいられません。
  かけ足で文庫を見学した後、坂道を下って清水屋資料館へ飛びこみます。

 

 

  清水屋資料館は、島崎藤村と古くから親交のあった原家のお屋敷。
  原家は代々馬籠の宿役人や戸長(村長)を務めてきました。
  今は資料館として数々の貴重な品が展示されています。
  八代目の原一平村長は島崎藤村と親しく、彼の晩年の作品『嵐』に登場する「森さん」
 のモデルとなったそうです。

 


  馬籠見学を終え、11時のバスで妻籠へ向かいます。
  馬籠~妻籠間はハイキングコースにもなっているのですが、今日のゴールは妻籠より
 もっと向こうの奈良井宿なので車移動です。

  自分はオッサンという身のほどをわきまえているので決して無理をしません。

 

 

  あーバス楽だわー。

 

 

  さて、午後の妻籠宿は外国からの観光客も多く、とても賑わっていました。

 

  しかし、中央本線の都合により滞在時間は三時間しかありません。 
  こういう時レンタカーがあると便利なんですが、自分の場合、免許を取るところ

 からの話になるのでただの戯言です。(汗)


  まずはバス停の近くにある高札場を目指します。
  宿場の入口には必ずある高札場。

  ロープレだったら間違いなくセーブポイントですよ。

 

  よし、セーブ。

 

 

  そう言うわけで次回後編では、この妻籠から奈良井への旅をおとどけします。
  どうぞ、お楽しみに!

 

 

 

                                matsuzo.m

 

 

 
  馬籠宿 枡形 馬籠宿 街並み 馬籠 但馬屋さん  
   
  馬籠宿 本陣跡 本陣隠居所 島崎藤村の勉強部屋 清水屋資料館 二階座敷  
   
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